ここまでお疲れ様でした。
ここで、絵本の作成のフローの確認をしましょう。
今後2冊め3冊目を作るときにも役立ちます。
Contents
【絵本の作成 フロー】
A 準備段階
1 用途・目的の確認
2 仕様確認
3 ストーリーの確認
4 調査・分析
5 スケジュール確認
6 方向性
B ストーリー制作
1 ストーリーを考える
2 修正
3 確定
C イラスト作成
1 キャラクター作り(依頼する場合は絵のタッチの確認)
2 線画(ラフ)
3 本描き
D 組版レイアウト・印刷製本
1 イラスト・文章の組み合わせ
2 確認・修正
3 印刷・製本
WORK(第6章-1で取り組む課題)
WORK1
今の自分の進捗状況を確認して、どこに立っているかを確認をします。
今はD-1 イラスト・文章の組み合わせが終わって、D-2のあたりにいます。
もしも、遅れている方は今からでも大丈夫なので、自分の立ち位置を確認をして、前に進むようにしてください。
WORK2
Canvaなどのデータになった絵本を一度紙に印刷してみましょう。
そして、それを並べてデータ上だけでなく実際に目で見て確認をしてまます。
WORK3
もしも絵や構成を変更できるのであれば、以下のことに気をつけれているかのチェックをします。
登場人物を決めて、ストーリーが決まったら、絵コンテ(ラフスケッチ)を作成します。
大まかなストーリーと絵を1ページずつわりふって、全体の流れを確認します。
お話がスムーズに進んでいるか、お話にリズムがあるか、構図が単調になっていないかなど、チェックします。
・絵コンテは設計図として活用します。
・場面を描く時は子どもが理解しやすいように、ひとつの見開きに2つ以上の場面が展開しないようにする。
・本の真ん中にかかるため人物を中心に置かないようにします。
・横書き絵本は左から右へ、縦書き絵本は右から左へ進行させましょう。
・主人公が出会う人やものは右側から現れるように描きましょう。
・主人公が左端にいるときは行動前、右端にいるときは行動した後となるように描きましょう。
・主人公にとって怖いことや問題などマイナスの要素は右から左に動かすように描きます。
・主人公が出かけた先から帰る場合も右から左に動かすようにします!
WORK4
今一度、なんのために絵本を作ったのかを考えてください。
そのために、あなたが絵本出版したらできることはなんですか?
それにより、出版した後の行動が決まります。